防汚塗料 エフロンティア™

エフロンティアは防汚塗料として、「親水撥油剤」と「撥水撥油剤」をご用意しています。
親水撥油剤は1液タイプ（品番：A01111）、撥水撥油剤については、ご使用環境に合わせ1液タイプ（A1002E）、2液タイプ（A1002）をご用意しています。

三菱マテリアル株式会社と三菱マテリアル電子化成株式会社の独自技術により開発された製品です。水になじみ油をはじく「親水撥油剤」、水も油もはじく「撥水撥油剤」をバリエーションとしてご用意。両製品ともに高い撥油性を持ち、ハケ、スプレー、また、ウェスに含侵させて基材を拭いていただくだけで簡単に施工できます。快適な作業環境の維持、自然環境への配慮に貢献します。

エフロンティアは、三菱マテリアル株式会社とそのグループ企業である三菱マテリアル電子化成株式会社のフッ素機能性コーティングシリーズ、およびその他応用製品の総称です。ここでは、エフロンティアの中でも有機フッ素化合物で特長的な表面性能を活かした防汚塗料「親水撥油剤」と「撥水撥油剤」をご紹介いたします。
この分野は、水も油もなじむ=濡れる「親水親油」、水をはじいて油になじむ「撥水親油」、水も油もはじく「撥水撥油」の製品が一般的に市場化されていますが、水になじんで油をはじく「親水撥油」は、今までになかったユニークな製品です。新しい技術であるため、当初、「何に使えるのか？」と悩みましたが、水になじんで油をはじく性質を利用し、フィルターへ含侵させて油だけを取り除く廃液処理に着目しました。水と油の混合液をそのまま廃棄するのではなく、水と油に分離。水はそのまま流し、油のみを廃棄、もしくは回収して再利用することで、廃棄に要するコストを低減するとともに、環境に配慮した処理を実現しました。
また、三菱マテリアル株式会社と三菱マテリアル電子化成株式会社の独自技術による「撥水撥油」は、基材にコーティングすることで水も油もコロコロ転がり、まるで、買ったばかりの傘のような現象を見ることができます。油まみれの器具や設備、中の様子が確認できないのぞき窓などにコーティングすると清掃頻度を軽減することが可能となり、手間を省き、気持ちの良い環境で作業を進めることができます。
近年、人に優しく、環境に優しくを理念とした企業が増えていると感じています。今、人と環境に配慮した取り組みは企業経営を成り立たせるために欠かせない要素です。エフロンティアの「親水撥油剤」と「撥水撥油剤」は、どちらも人が暮らしている空間をきれいに、快適にし、さらに地球に優しく環境に配慮した製品としておすすめしています。ぜひ一度、皆さまの声、「こんなものに塗れるの？」、「これって分離可能？」など、お問い合わせいただければ幸いです。