推し製品8

制振・吸音・遮音・断熱効果

制振材

手軽に音対策を! 「塗るだけ」「貼るだけ」「いつでもどこへでも」ユニークな塗料タイプの制振材です。これをベースに応用製品も多く取り揃えております。

製品概要

本制振材では3種類の製品を用意。①塗料タイプ(サウンドプルーフ#1100、#1400、#1800)、②貼り付けシートタイプ(サウンドプルーフSFシリーズ)、③エラストマータイプ(サウンドプルーフZ)。

  • 塗料タイプ(サウンドプルーフ#1100、#1400、#1800)は、塗るタイプの制振材で金属、樹脂を問わず複雑な形状や起伏にも処理できるメリットがあります。
  • 貼り付けシートタイプ(サウンドプルーフSFシリーズ)は、不織布に制振樹脂を含浸した、貼ってすぐに使用できる製品です。さらに、吸音層と遮音層を付加して防音効果をアップ。吸音層には保温性能があり、断熱効果も発揮します。吸音層の大小バリエーションや難燃、不燃に対応する製品など豊富なラインアップをご用意しています。
  • エラストマータイプ(サウンドプルーフZ)は、分子構造コンセプトはそのままに、柔軟性に富むシート状を採用。制振性だけでなく、衝撃吸収性も非常に高い製品です。
  • 粘着剤付貼り付けシートタイプの制振材

    粘着剤付貼り付けシートタイプの制振材

  • 塗料タイプの制振材塗布例

    塗料タイプの制振材塗布例

  • 塗料基本性状

    塗料基本性状

  • SF-5RN製品仕様

    SF-5RN製品仕様

特 長

ユニークな塗料タイプの制振材。これをベースに応用製品も多数取り揃えています。
"音"の元となる振動を抑えることが可能。一般的な制振材との最も大きな違いは、「重量則」に頼らない点です。つまり、振動は重量を与えれば抑えることができますが、この制振材は内部の分子構造に特長を持たせて振動を吸収。対象物を重くせずに振動対策ができ、結果として軽量化にも貢献します。

  • SF-5RN吸音性能

    SF-5RN吸音性能

  • 塗料タイプ(#1100、#1400、#1800)の制振性能(200Hz)

    塗料タイプ(#1100、#1400、#1800)の制振性能(200Hz)

  • SF-2R、GW-4Rの人口降雨試験結果

    SF-2R、GW-4Rの人口降雨試験結果

  • 脅威の衝撃吸収力[実演]

用 途

自動車用途

エンジンルーム
エンジンオーナメントカバー裏面、ボンネットフード裏面、オイルパン、カムカバー、エンジンフロントカバー、その他動力伝達系

鋼板筐体
ドア、ルーフ、シャシー床面、バルクヘッド、アンダーコート

内装部品
ダッシュパネル、内貼り内面、スピーカーフレーム部、オーディオユニット鋼板

家電製品

冷蔵庫、洗濯機、エアコン等

スポーツ用品

野球、テニス、ゴルフ等

鉄道車両

床面、壁、屋根、空調装置

その他

事務機器、電動工具等

  • 建材利用例 建材利用例

    建材利用例

  • 車両室内 車両室内

    車両室内

  • 屋内キュービクル 屋内キュービクル

    屋内キュービクル

  • 排気ダクト 排気ダクト

    排気ダクト

名古屋支店 孫 明哲 の推しポイント 名古屋支店 孫 明哲 の推しポイント

ユニークな塗料タイプの制振材です。これをベースに応用製品も多く取り揃えております。 "音"の元となる振動を抑えることができます。一般的な制振材との最も大きな違いは、「重量則」に頼らない点です。つまり、振動は重量を与えれば抑えることができますが、この制振材は内部の分子構造に特長を持たせて振動を吸収するため、対象物を重くしなくても振動対策ができ、結果として軽量化にも貢献します。
本制振材は3種類の製品を用意しております。①塗料タイプ(サウンドプルーフ#1100、#1400)、②貼り付けシートタイプ(サウンドプルーフSFシリーズ)、③エラストマータイプ(サウンドプルーフZ)。
塗料タイプ(サウンドプルーフ#1100、#1400)は、塗るタイプの制振材で金属、樹脂を問わず複雑な形状や起伏にも処理できるメリットがあります。一般用途には#1400、自動車のような高温用途には#1100を推奨しております。また、水性のため有害物質を含まず環境にも優しい塗料です。
貼り付けシートタイプ(サウンドプルーフSFシリーズ)は、不織布に制振樹脂を含浸しています。「塗装作業はちょっと・・・」というお客さまのために粘着剤処理を施し、貼ってすぐに使えるようになっています。さらに、吸音層と遮音層を付加して防音効果を向上。それに伴って断熱効果も発揮します。吸音層の大小バリエーションや難燃、不燃にも対応する豊富なラインアップを揃えています。
エラストマータイプ(サウンドプルーフZ)は、分子構造コンセプトはそのままに柔軟性に富むシート状を採用。制振だけではなく衝撃吸収性が非常に高い製品となっております。他の衝撃吸収材との決定的な違いは、200μm程度の薄さで脅威的な吸収力を発揮することです。ペレットでの販売もしておりますので、他の樹脂と組み合わせて成形することで制振性や衝撃吸収性のある製品を作り上げることも可能となります。
近年、ハイブリッド車(HEV)、電気自動車(EV)の波が押し寄せており、従来はエンジンが発する音で聞こえていなかった音が目立つようになったという新たな課題があります。本制振材は、そのような課題の対策に効果を発揮。広い範囲の周波数に対応可能な上、他の制振材から置き換えることによる軽量化も実現します。もちろん、さまざまな電子機器系からの音の対策にも使用できます。さらに、自動車以外にも、家電製品や事務用機器などに適用が可能です。

導入事例

  • 導入事例1

    建材関連
    (プレハブのトタン板などの厚さの薄い板材からできている屋根や壁) 厚さの薄いものほど効果が大きいので、軽量材で作業者負担の軽減やコストダウンの目的で使用することもあります。

  • 導入事例2

    騒音対策
    音対策の目標値や対象物の構造や取り付け状態から判断し、塗料タイプを塗装したり貼り付けタイプを使用したり使い分けています。 雨音が格段に静かになるなどの周囲の騒音対策に役立っています。

FAQ

制振材は昔からありますが、他社品との違いは?

同様の効果を謳う制振材はいろいろありましたが、従来はアスファルトやブチルなど瀝青(れきせい)系で重く、室温以上では軟化し制振効果が低くべたつくという問題がありました。
本制振材は、塗材、シート材の両方においても、従来他社品に対して制振効果が高く、制振性能同一では軽量化とコスト低減が可能です。

防音に効く理屈は?

ナノレベルでさまざま形状のものを混合し、互いの力を打ち消し合うシーソーのような構造を採用。振動を内部で吸収し、外部に出にくい構造となっています。また、分子同士の摩擦により発生する熱で、振動エネルギーを熱エネルギーに変換する効果もあります。

どこで製造しているのですか?

日本製の制振材です。中京地区で製造しています。